トモエゴゼン計画の科学的ゴールは、木曽シュミット望遠鏡用モザイクCMOSカメラを用いた広視野かつ高頻度の観測により、数時間からサブ秒の時間スケールに広がる時間軸天文学のフロンティアを開拓することです。本計画は2014年に
東京大学木曽観測所の次世代プロジェクトとして承認されました。 2015年には8台のCMOSイメージセンサーを搭載したプロトタイプ機が完成しました。2016年に84台のセンサーを搭載した実機の開発が始まり、2019年9月に完成しました。現在、広視野かつ高頻度の動画サーベイと高速モニタリング観測が進められています。